ドコモが運営している電子決済サービス、ドコモ口座で不正な引出しがあったとして今大問題になっています!
不正利用によって預けていた預金がなくなっている可能性があるらしく、ドコモ口座は提携銀行35行全てでの新規登録を完全にストップしている状況です。
このドコモ口座と口座提携している銀行がどこなのか?気になるので調べていきたいと思います!
また不正被害にあった銀行口座の一覧や確認方法がないか、また被害を受けていた場合はドコモ口座から補償を受けられるのかまで調べていきます!
ドコモ口座の不正利用被害の提携銀行はどこ?
今回のドコモ口座の不正利用の問題について詳細は以下の通りです。
電子決済サービス「ドコモ口座」を通じて銀行の預金が不正に引き出された問題で、
NTTドコモは10日からドコモ口座への新たな登録を全面的に停止することを決めました。NTTドコモが手がける「ドコモ口座」は、銀行口座を登録して入金すれば、「d払い」で買い物や
送金ができるサービスで、この口座を通じて銀行の預金が不正に引き出される被害が相次いでいます。これまでに全国10の銀行で不正な引き出しが確認され、18の銀行でドコモ口座への新たな登録が停止されています。
被害が相次いでいることを受けて、NTTドコモは連携している35の銀行すべてについて、
10日午前0時から新たな登録を停止することを決めました。https://www3.nhk.or.jp/
ドコモ口座とは誰でも簡単に作れる電子決済用の口座で、通常の銀行から預金を振り込む形で利用できるようです。
そのドコモ口座がハッキングのような事をされ、口座と提携している通常の銀行(ゆうちょなど)からお金を不正に引き出されたということのようです。
もちろんハッキングされたドコモ口座にはログインできないと思うので、被害者は自分の銀行口座からお金を奪われる形になります。
【通常の流れ】
通常の銀行⇒ドコモ口座(提携後入金)⇒Dポイント払いなど電子決済
【今回の被害】
ドコモ口座にハッキング⇒提携している銀行から不正にお金を引き出される
そしてこの不正利用の被害にあった提携銀行が10行ほどあるらしく、それがどこなのか気になっている人が多い用です。
また現在は提携銀行全てでの取引が不可となっています。
まずはドコモ口座と提携可能な35行の銀行一覧です。
ドコモ口座と提携可能な銀行35行の一覧
主に地方銀行が多いですね。
そしてこの内10行が既に不正利用の被害に合っていると発表されています。
不正被害を受けたドコモ口座提携銀行10行の一覧
- ゆうちょ銀行(東京)
- イオン銀行(同)
- 七十七銀行(仙台市)
- 中国銀行(岡山市)
- 東邦銀行(福島市)
- 滋賀銀行(大津市)
- 鳥取銀行(鳥取市)
- 大垣共立銀行(岐阜県大垣市)
- 紀陽銀行(和歌山市)
- みちのく銀行(青森市)
ゆうちょ銀行やイオン銀行などのかなり利用者が多く良そうな銀行も被害に合っていますね。
どのくらいの規模の被害があったかについてですが、一人あたり60万円以上も抜かれているケースもあるようです。
宮城県警関係者によると、9日までに七十七銀の預金者約20人から相談が寄せられており、被害金額は最大で1人当たり60万円、被害総額は数百万円規模に上るという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090901099&g=eco
ドコモ口座はメールアドレスだけで開設できるほどセキュリティーが脆弱だった反面、簡単に提携銀行から入金できることから、ドコモ口座側にハッキングされるとこのように大規模な被害が出てしまうのだと思います。
このドコモ口座の大規模な不正利用の被害ですが、自分の口座が被害に合っているのかどうかを確認することはできるのでしょうか?
ドコモ口座不正利用被害の確認方法や補償は?
このドコモ口座の大規模不正利用の被害の確認方法ですが、実際に提携した銀行口座から身に覚えのない出勤などがないか調べるしか現状手がないそうです。
宮城県内に住み、七十七銀行を利用する30代の女性は9日、NHKの取材に応じ、被害の状況について語りました。
被害に遭ったのは今月1日で、身に覚えのない出金がおよそ1分間のうちに4回立て続けに引き出され、それぞれ10万円、9万円、9万円、2万円の合わせて30万円の被害を受けたということです。
女性は今月2日に、口座の残高を銀行のアプリで確認して被害に気付いたということで、いずれも入金先はカタカナで「ドコモコウザ」と記録されていました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200909/k10012609061000.html
被害に合っている場合はこのように口座から資金が抜かれている可能性があるので、ドコモ口座を利用している方は必ず確認するようにしましょう。
もし不正利用が確認された場合はすぐに被害にあった銀行と、ドコモに連絡するように呼び掛けられているとのことです。
また現在のところ補償があるかどうかは分かっていないようですが、銀行と協議していると発表しています。
この不正は、ドコモの携帯電話や、ドコモ口座を利用していない人でも、突然銀行口座から預金を引き出される可能性がある。ドコモによると、不正の件数や被害総額は分かっておらず、今後、被害が拡大する恐れがある。被害者への補償について、銀行と対応を協議する。各行は利用者に対し、身に覚えのない取引があった場合には連絡するように呼びかけている。
電子決済アプリなどが盛んになり便利になった反面、こういった事件が頻繁に起こりますね。
セブンイレブンの電子決済も被害に合ってサービス停止になったので、ドコモ口座も今後どうなるのか注目していきたいと思います!